一年前に癌になった話  その3

1回目の入院は、一週間。

抗がん剤を投与してみて、その経過をみるための入院らしい。

ひとえに乳癌といっても色んなタイプがあるらしく、最初の細胞診ですでに調べているそうで、私のは有効な薬があるからヨカッタね、と先生が言ってました。
先に手術して、抗がん剤はそのあと、という人もいるし、でもそーゆー人はステージが軽いみたい。


いわゆる化学療法の始まりです。


薬の説明のプリントをもらったので、そのまま引用します。


この化学療法は、パージェタ・ハーセプチンドセタキセル療法で、3週間に1回行う予定です。

①パージェタを250mlの生理食塩水に溶かして、点滴します。   初回60分

ハーセプチンを250ml の生理食塩水に溶かして、点滴します。   初回90分

③デカドロンを含んだ生理食塩水を点滴します。抗がん剤による過敏症状を予防する作用があります。   約30分

④ワンタキソテール(ドセタキセル)を5%ブドウ糖注射液250ml に溶かして点滴します。   約1時間

⑤最後に、血管内に残っている薬剤を流すため生食100ml を点滴します。  約10分

内服薬

今回使用する化学療法の薬剤は吐き気が現れたり便秘になる可能性があるので、それを予防、改善するお薬です。

デカドロン錠0.5mg

点滴した当日の夕食後から2日目まで、1日2回、朝夕食後に服用して下さい。  1回4~2錠  化学療法による吐き気を抑えます。むくみ、アレルギー対策のお薬でもあります。倦怠感を改善します。

ナウゼリン

点滴した当日から1日3回、毎食前に服用して下さい。  1回1錠 3日分  吐き気止めのお薬です。

アズクレニンS顆粒 

点滴した当日から、1日3回、毎食後に服用して下さい。  1回1包  7日分  デカドロンを服用することで胃への負担がかかるので、それを軽減するために服用します。


へーこんなにあるのかーと思いつつ、あら、プリントがもう1枚、なになに、入院生活の一日のスケジュールと費用が大体このくらい…薬代が147000円、ん?なにっ!ケ、ケタが…ヒィィ!た、高い…保健、入っといてヨカッタ…ハァハァ。

金額をみて、自分の病気の重大さに気づくあたり。マジか。ヤベェ。


ともあれ、さっそく点滴してみましょうか。


とても強い薬なので、最初は時間をかけて、ゆっくりするらしい。どれどれ。
点滴しながらゴハンを食べて、ボンヤリする。
うーん、よくあるドラマみたいな、ゲーゲー吐いたりする事もなく、しかしボンヤリしているのは、どうやら熱が出たらしい。うーん、ちょっとキツイ。


自分では、体調の変化は感じられないまま、というか、そもそも病気になった自覚が薄いモンだから、入院している実感がわかない。


とりあえず1日目は終了。
しっかり歯磨きして、おやすみなさい。