ガンマナイフ

再発した脳腫瘍に、放射線を当ててきました。

 

ガンマナイフといいます。

 

入院2日目、点滴をつないで、多分生理食塩水というやつです。横から、まずは『腫れ止め』って言ってたので、脳の腫れを押さえる薬剤を注射器で1本。その後、『ちょっとボーッとしますよ~』と言って、注射器でもう1本。車イスに乗せられて、1階の放射線室に降りるあいだ、イテテ、腕がイタイ・・

後でいれたぶんは、血管痛がするからねって言ってたけど、イテテ・・と、思ってるまにボンヤリしてきた。

 

ガンマナイフは、頭の中にある腫瘍にピンポイントで放射線を当てる装置で、間違いなく腫瘍にだけ当てるために、頭にフレームを着ける。アメフトのプロテクターみたいなのを、頭蓋骨に直接固定する。4ヶ所、局所麻酔を打って、アンカーみたいなのを打って、ネジで固定する。更に上から何か装置をガチャンと被せられた感じで、MRIみたいな機械の中に、ウィーンって入って行く。この頃にはもうすっかりボンヤリしているので、自分が何してるかもよくわからない。

 

何か終わったらしく、今度はフレームを外す。前回凄く痛かった記憶があったので、痛み止めの飲み薬を処方してもらったら、あら不思議。ぜんっぜん痛くない。

 

医学の力に感謝。

 

ネジをキリキリっと回して、スポッて感じで、あっさり外れた。ヨカッタ。もう終わり。

 

後は半日、麻酔が抜けるのを待つのみ。

頭を上げると吐きそうになるので、ゴハンが食べれない。でももう夜には随分スッキリして、普通に歩けるようになった。

 

 

アンカーを打ってた所を消毒する綿棒を何日分かもらって、退院。

 

 

開頭手術以来、頭の皮が浮いてるカンジがして、感覚がない。

病人なんだなぁ、私。と、実感する。

 

あんなにバリバリ仕事してたのに、もう以前のようには働けない、と思うと、へこむ。

 

 

きっと神様が、生き方を変えなさい、と言ってるに違いない。でも、なにすればイイのか解らない。とりあえず無になって、何か閃くのを待とうかな。しかし何も自力で生活できないところまで落とさなくても(笑)
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再発です。

去年の11月に手術して以来、3ヶ月に1回、頭部MRI を撮りに行っています。

 

並行して、乳癌の治療も続いていて、これは3週間に1回通っています。

この前、先生に

『頭の方は、どんな感じ?』

って聞かれたので、

『3ヶ月に1回です。』

って答えると、

『そのくらいのペースなら心配ないね!毎月行ってるとかだったら、ちょっとアレかもしんないけど』

とか言われて、ちょっと安心してたのに。

 

新たな脳腫瘍が発見されました。

 

 

なにーーーーーーっ!!

 

 

MRI画像を見ると、うーん、確かにありますねぇ。3ヶ月前は、ほんのりその傾向があるかも・・いや、違うかも、って感じだったのが、元気出しちゃった、みたいな。

 

すぐさま入院の手続きをして、来週早々にまたガンマナイフの施術をすることになりました。アレ、フレーム着けるの痛いんだよな・・あぁイヤだ。

 

 

今回ので、私の頭の中には合計6個の腫瘍がある。こうして、また新たに出てきては放射線で叩き、またMRIで観察しながら、出てきては叩き・・の、繰り返し。もぐらたたきと一緒だよ!とか、前の入院のとき、先生に説明してもらっていた。脳には薬剤が届かないから(抗がん剤とか)、それしかないらしい。

 

 

前回の入院以来、私は仕事に復帰できず、傷病手当てというのを受給して生活している。

このカンジで再発、治療となると、会社に復帰するのは難しい・・コンビニの店長だから、仕事の性質上、不可能だな。休み希望出すのもまず無理なのに、ましてや連休とか絶対無理。突発で休んじゃうスタッフさんの穴埋めをする方の立場なのに、その私が"休まなきゃいけない日"を作るなんて。

 

 

病気は治療すれば何とかなりそうだけど、この傷病手当ての受給可能期間が終わったとき、どうやって生活したらイイのか解らない。もう44歳、転職するのもなかなかだし、頼れる家族がいるわけでもない。でも食べていかなきゃいけないし、家賃やカードの支払いは待ってくれないし、高額な医療費も、エンドレスでかかる。うーん、宝くじ買うか・・。

 

 

命あってこそなんだから頑張って!って励ましてもらえるのはありがたいんだけど、同情するなら金をくれ、と言いたい。

電車の痴漢トラブル対策

最近は、少し下火になってきたかもしんない、電車の痴漢のニュース。

被害者を守らなければいけないのは分かるけど、やっぱ一番コワイのは冤罪だよね。。

線路に飛び降りて逃げるのが流行ったし、そのせいで亡くなったかたもいるようで。。

防犯カメラの設置もいいけど、その触ってる部分はなかなか映らないだろーし、何がイヤって、『触られるかもしんない』って思いながら電車乗るのがイヤだよね。更に、『触られた』って言われるかもしんないって思いながら電車に乗るのもイヤだよね。

 

何とかならないのかなあ、なぜ痴漢は無くならないのか。

 

変態の皆さんを擁護するつもりはありません(笑)けど、あのねー、変態じゃなくても、そーゆー願望はあるひとは沢山いるのよね。

する方も、される方も。

だって、AVビデオとか、成人誌とか、レディースコミックとか、あるし。売れてるし。

 

ただ、願望はあってもイイけど、実際に思いきってやっちゃったら、それは犯罪なワケで。

 

でもやっちゃうんだよなぁ、どうすればいいのかなぁ。

 

そこで提案があります。

 

あのね、一番イイのは、男女別々に乗れば問題ないんだよね?

ただ、男女の比率を確定出来るものではないから、専用車両にするのは現実的には不可能だよ。

 

ではどうでしょう。

 

車両にはドアが前後についてますよね?

例えば、前のドアは男性専用、後ろのドアは女性専用にして、車内で境目に乗る人は、背中合わせで乗るとか、必ず両手のいどころが解るようにするとかすればイイんじゃない?

 

 

エスカレーターとか、右側は急ぐ人用で空けといたりするし。暗黙の了解的な。

 

 

JRさんに提案します。

痴漢トラブル対策の新ルールですよ。

犯罪者は見付けるからな!より、犯罪がおこりにくい環境にした方が、安心、安全に近いんじゃないでしょうか。

脳腫瘍、その後。

もう退院して半年がたった。

 

日常生活は送れるけど、仕事に復帰するのはまだ当分先になりそうです。。

 

手術のために丸刈りにした髪も少しのびて、またハル・ベリーカットになり(笑)

 

半分になっていた視野は、ほぼ完全に回復し、頭痛や乗り物酔いもなくなった。医学の力はスバラシイな・・

 

 

今は、3ヶ月に1回、頭部MRI 検査と、3週間に1回のハーセプチン投与と飲み薬のホルモン療法を続けています。これは、生きているうちは続けないといけないんだって。お金かかるわ~・・

 

 

生きていることを楽しみたいのに、生命を維持する為につかうお金で手一杯。私のように感じている癌患者さん、沢山いると思います。

 

 

治療費かかるからしょーがないか・・

 

とか言わなくてイイ未来を、誰か下さい。

 

 

 

 

 

 

大人の発達障害

ここ10年くらいで、発達障害というものが、ずいぶんテレビで取り上げられたりして、理解されるようになってきたと思う。

 

発達障害の人は、そこらじゅうにいる。

 

ただ、症状が軽いか、重いか。

 

本人や、まわりの人が気づいているかどうか。

 

ADHDというカテゴリがある。

空気が読めなかったり、イイ大人がいつまでたっても常識が身に付いてなかったり、忘れ物が多いとか、片付けが出来ないとか。

 

脳の発達のしかたが片寄ってしまうのは生まれつきのもので、本人は何が世の中とズレているのか解らない。解っていても、うまく自分を切り替えられない。やり方がわからないから。それが解れば苦労はしない。誰も。

 

 

標準仕様じゃない人を、一言『不可解』だと言うのは、人として寂しい事だと私は思う。

 

 

生き方が解らないまま生きてきた人が、遂に犯罪をおかしてしまうこともある。

 

何度も、何度も。

 

犯罪者を擁護するつもりはないし、許してあげればいいとも思わないけど、果たして罰を与えるだけで、その人はダイジョウブな人間になれるのか。答えは、なれない。とある刑務所は、初犯より再犯のひとが多いんだって。

 

 

愛する家族がそんな不幸なことにならないように

 

身近な人達は、知識を得ることも必要。専門家のカウンセリングや、医療機関での治療も必要。

 

まわりの人達も、その人のせいで困ったことがたくさん起こるけど、その困ったことが起きたとき、その人は決して充実した気持ちにはなっていない。どうしてそうなったか解らないか、そうすることが正解だと信じていたか。どちらにしても、なぜ自分の気持ちを解ってもらえないのか、と、自己嫌悪に陥っていたり・・気の毒だと思う。

 

 

満たされていない気持ちで、ずっと生きてる人がいる。

 

人類が全員、『自分と違うタイプの人間もいる』ということを知るだけで、理解しようという行動を実行するだけで、『生きにくい』人達も心安らかに生きていけるのに。

 

 

知ろうとしない

 

理解しようとしない

 

関心をもたない

 

 

これが一番罪だと思う。

 

 

自分一人だけ幸せになるのは、生き物として不可能でしょ?

幸せになるなりかたが解らない人を、少しでイイから手を貸してあげる心のゆとりはないでしょうか。

 

 

口に出してみると、自分の気持ちが確認出来るよね。

 

『意味解らない、知らないよ』

 

『どした、話聞くよ』

 

どちらが幸せな結果を生むか、自分の心が答えてくれます。

 

 

 

脳腫瘍で入院、つづき。

いよいよ、手術。

ストレッチャーをまさか全速力で押してるんではないのかと言うくらいのイキオイで廊下を移動し、手術室へ。

 

転移性脳腫瘍 グレードⅢである。

 

まずは、頭に穴を開けて、袋状になつている腫瘍の中の水を抜く。

放射線を当てるのに、的が大きすぎるらしい。

当然、麻酔が効いてるし、そもそも症状が急激に悪化していたので、何が起こっているのかわからない。完全にまな板の上の鯉状態。

気付いた時は、ICU で温かい全身水枕(?)みたいなベッドに埋もれていた。

後ろ頭にドレーンが刺さっていて、頭全体が痛い。そりゃそーだ、切って、めくって、穴開けて、戻して縫ってるのだから、痛いに決まっている。

 

生きてる  って思った。

 

次の日、ガンマナイフ。

 

プロテクターみたいなゴツい器具を、装着する。なんと、頭蓋骨に直接固定するという。

確実に病巣だけに放射線を当てないと、健康な脳細胞が破壊されてしまうので、マーキングしながらガッチリ固定。もう泣くほど痛い。また鬼のスピードでストレッチャーを走らせ、放射線室へ。MRI みたいな機械に入り、脳に放射線を照射する。

何度もプロテクターの上から更に器具を装着し、その度にMRI 風の機械に入り、20分ずつ位、何度も何度も照射。

4時間位かかった。

もうぐったりなのに、今度はプロテクターを外す。

 

先生:これを外すってことは、どういうことか解る?

 

私:・・痛いってことですか?

 

先生:そーなんだよ~

 

 

なんなんだ、おめーは!

 

マジ痛かった。こんなに痛いのはもうイヤだと思ったのは、出産のとき以来だな~とか思った。

 

しかし、何とかこれで大仕事は終了。

なんで私が、こんな病気に・・と、思ったけど、どうやら死なずにすんだらしい。f:id:megumi0613akihiro:20170602234413j:image

今度は脳腫瘍。

目が見えにくい。

老眼かと思った。

字が読めない。なぜか右側が見えにくいらしく、歩いていると右側から急に人が出てきてぶつかってしまう。

領収証の宛名を書くのに、枠の中に収まらない。雑誌を読みたいのに、行を追えない。

 

会社のスタッフの勧めで、眼科を受診。

2日に渡って色んな検査をした結果、脳を見てもらった方がイイから紹介状を書くね、と先生に言われ、『去年、乳癌の治療を受けたのですが、転移とかそーゆーのですか?』と、聞いたら、ちょっと先生の顔色が変わり。

 

やべえ、またか。

 

頭も締め付けるように痛い。三蔵法師に懲らしめられている孫悟空の気持ちがよくワカル。立ち上がったときや、うつ伏せで横になり、本を読もうと頭を上げたときなど、割れるような痛みではなく、何か専用の道具で締め上げられているような、それはもう尋常ではない耐え難い痛み。

 

とりあえず大きい病院へ。

また眼科で検査をし、両目とも視野が半分から左側しかなかった。

ええ?

緊急だから、みたいな連絡をしながら、MRI をねじこんでくれたみたいで、その日のうちに撮った画像も見せてもらえた。

 

自分の眼球よりも遥かに大きい、袋状になった腫瘍が、左右両方にあり、後頭部のやや下の方に、白く丸いピンポン玉の様なのが3個。

思わず『こりゃスゲーな!』と口走った。

今度はもう無理かな、と真面目に思った。

 

去年かかった乳腺外科に今度は紹介状を書いてもらい、受診。そこでもCT を撮り、実は肺にも転移が確認された。

 

そこでまた、今度は脳神経外科に紹介状を書いてもらい、受診。乳腺外科の院長先生の知ってる放射線の先生がいるらしい。

 

即、明日から入院ね、と言われ、慌てて会社に連絡。私はコンビニの店長なんだけど、人員不足で私の替わりになるひとがいないのは知ってる。しかしそれどころではナイ。

 

とりあえず入院。

 

気が弛んだのか、一気に症状が悪化した。

目を開けると酔う。見えているのに遠近感がない。ときに完全に一個のものが全て二個にダブって見える。とてもじゃないけど、皆が心配して送ってくれるLINEに返信が出来ないどころか、目を開けていられないので食事もとれず、栄養剤を点滴される始末・・・。

一週間ほど検査をして、開頭手術と、ガンマナイフという放射線治療をする事になった。

 

                つづく